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船橋のカザグルマ

船橋のカザグルマ

船橋市の誇れる郷土の花

 カザグルマ(C.patens)は花の型が子供が遊ぶ「風車」を思わせることからこの名前がついたと言われています。カザグルマは他のクレマチスの原種に比べると個体変異の幅が非常に多いのですが、「船橋のカザグルマ」は特徴として①花びらが剣弁である ②枚数は8枚 ③花芯は茶色 ④花の色は白 の4点が挙げられ、大輪幅広剣弁花は花芯とのコントラストも良く、カザグルマ個体変異の中では上位に入る秀花です。
  カザグルマというお花をご存知ですか?テッセンヤクレマチスと呼ばれているお花に良く似ていますよね。実はカザグルマはクレマチスの原種なのです。以前は雑木林の明るい空間や水田のそばの小川付近等にまばらに見られたり、自生地近くの農家の庭先でも時折見られた身近な植物でした。大輪の目立つ花は遠くからでも人目を引き、乱獲と共に宅地化が原因で自生地や個体数が激減している植物のひとつです。環境省のレッドデータブックにおいても絶滅の恐れのある植物(準絶滅危惧種)に指定されています。日本が世界に誇れるクレマチスの原種・カザグルマ、自生地の保護、保全を「船橋のカザグルマを守る会」と共に進めております。
船橋のカザグルマ 2年株
船橋のカザグルマ2年株       

船橋のカザグルマ 3年株
船橋のカザグルマ3年株       

船橋のカザグルマ 5年株
船橋のカザグルマ5年株       

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